あったりまえの話だけど~エージェントにエントリーするときに抜き出るには
おはようございます。
"仕事が切れない通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、一生コーチングをしていきたいと思い、コーチとして独立し、「売れっ子通訳者になりたい!」「でも通訳の仕事が来ない!」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」という方をメンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして「仕事が途切れない通訳者」を生み出すヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「あったりまえの話だけど~エージェントにエントリーするときに抜き出るには」です。
あったりまえの話なので書くかどうか迷ったんですが、迷ってる時点で各意味があるんだろうなと。
新たなエージェントに登録しようと思ったとします。
その時、注意していることはありますか?
実績票を最新版にアップデートする?
履歴書に写真をつける?
メールの件名を目を惹くタイトルにする?
様子伺いに電話をしてみる?
知り合いの通訳者に紹介をお願いする?
いえいえ、私がここで言いたいのは、それ以前の話です。
それは、、、
「そのエージェントの申し込みのルールを徹底して守る」
です。
こんなことを書くと「そりゃそうだよ」という声も聞こえてきそうですが、私の経験上、ルールや手順はホームページに書いてあるのに、それを守らずに応募してくる方のいかに多いことか。
エントリーに関するルールや手段はエージェントによって異なります。
ウェブの定型フォームでエントリーするところ、指定のメールアドレスにメールで送付するところ、数は多くないでしょうが履歴書を郵送で送らせるところ、などなど、、、
意外と細かい指定があったりします。
特にメールでのエントリーの場合、「件名は***としてください」という指定があったりします。
この場合は特に、1文字たりとも、指定に違えることは避けるべきです。受け手は件名でフィルタリングしていたり、メール管理上、送り手が想像しているよりも件名は重要だったりするのです。
コーディネータは多くのエントリーを相手にしています。そしてその中で、「ルールや手順、指示を完璧に守っているエントリー」は、おそらく皆さんが思っているほど多くありません。
だからこそ、あったりまえのことをあったりまえにやるだけで、コーディネータは「ホッとする」のです。私がそうでした。
多くのエントリーを前にして「こいつも守ってない、この人もこの指示無視かよ、添付ファイルがないじゃん!」という気持ちの中で、バッチリと「あったりまえのこと」を守ってくれているエントリーがあると、それだけで「おお、いい人だなぁ、、、信頼できそう」なんて気になるんです。スキルも実績も見ていないのに笑。
こんなことだけで、あなたは他のエントリーよりひとつ、先んじることができます。
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