【通訳者の証拠集め】 良い通訳者だって証明してくださいよ
-------------------------
当カセツウ・ブログはリンクフリー、転載自由です。
お友達の通訳者・翻訳者、通訳スクールの方、語学スクールの方、
通訳エージェントの方など、どんどんご紹介ください。
-------------------------
おはようございます!
"稼げる通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「ずっと通訳をやっていきたい」「でも通訳の仕事が来ない・・・」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」「長くやっていればそのうち報われるはず」と思っている方を、通訳スクールも通訳エージェントも教えない、メンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして通訳エージェントの本音、通訳コーディネータの本音をベースに、「稼げる通訳者になりたい!」「ずっと通訳者を続けたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
********************************
今日のタイトルは「【通訳者の証拠集め】 良い通訳者だって証明してくださいよ」です。
えー、、、
皆さん、というか、あなたは、良い通訳者さんですか?
きっとよい通訳者さんだと思います。
少なくとも、「まあそれなりには、、、」とは言えますよね。
でも、、、それって本当ですか?
証明してください。
証拠を提出してください。
と、言われた時、、、
この証拠って、何を用意してますか?
ほとんどの方は、「履歴書」「通訳実績表」「翻訳実績表」という答えになるのではないでしょうか。
そう、ほとんどの方が、です。
イコール、「周りの人と同じように」です。
つまり、差別化できてません。
(よほど見栄えのする経歴や実績があればそれは強みですが、見てもらえなければ価値はありません)
ひとつ、案があります。
「証言」を集めてください。
わかりやすく言えば、「お客様の声」「あなたを推薦する声」です。
私も、たまにブログに載せています。
こんな風に。 ↓↓↓↓↓↓↓
こちらはちょっと古いですが、銀座コーチングスクールのコーチプロフィールページ。
クライアントの声を並べています。
そして、つい昨日、以前の職場の元上司にお願いして、こんなコメントをいただきました。(ドラフトですけど)
通訳コーディネータという仕事は、クライアントからは叩かれ、通訳者たちからは細かい要求を突き付けられ、謂わば慢性のサンドイッチ状態にあるのだが、どんな窮地にあっても涼しい顔して、ムダなくソツなく、冷静に対処していく男というのは実にたのもしく、また一緒に仕事をしていて愉快なものでした。
これにその方の写真をいただいて、また掲載させてもらう予定です。
どうでしょう?
私が自分のことを「僕はイイ奴ですよ!仕事もきちんとできるコーディネータでしたよ!だって10年もコーディネータしてたんですよ!リーダーだってしてたんです!」
・・・と主張するよりも、信用できる気がしませんか?
いまも3月のコンサルをとんでもない条件でオファーしていますが、その代わりに「終わって満足されたら、その声を聴かせてくださいね」とお願いをしています。だから、金額は度外視したオファーになっているのです。
皆さんは、どうですか?
これまで通訳・翻訳をこなされてきて、きっと高く評価いただいたこともあるのではないでしょうか。
その方たちに、ぜひお願いしてください。
「その声、私の推薦として使わせていただいていいですか?」と。
もし、そうお願いすることに抵抗があるとしたら(そしてそれはよくあることです)、いくつかの無意識の心のブレーキを緩めていく必要がありそうです。
そして、10年のコーディネータ経験を思い返してみると、リファレンスということで履歴書にどなたか(そして、どこの誰か僕は知らない人)のお名前が記載されている通訳者さんや翻訳者さんはいましたが、「顧客の声」「推薦の声」を記載されている通訳者さん、翻訳者さんは、いなかったと思います。
だからそれだけで、差別化につながります。
ぜひ、これまでのお仕事を思い返して、お願いしてみてください。
メルマガ登録して限定オファーを受け取る