通訳の募集は「実務経験●年以上」ばかり…ではいったいどこから入れるのか?
おはようございます。
"仕事が切れない通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、一生コーチングをしていきたいと思い、コーチとして独立して「売れっ子通訳者になりたい!」「でも通訳の仕事が来ない!」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」という方をメンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして「仕事が途切れない通訳者」を生み出すヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「通訳の募集は「実務経験●年以上」ばかり…ではいったいどこから入れるのか?」です。
あなたは「通訳のお仕事がしてみたい!」と意気込み、通訳エージェントのホームページをチェックします。
どれどれ、、、あった!通訳者募集!これこそ私が求める仕事!
喜び勇んで読み進め、最後に出てくる応募条件には「通訳実務経験5年以上」の文字…
こんなこと、ありませんか?
そうなんです、通訳業務の募集は、たいてい応募条件に実務経験の期間が付いて回ります。実は私はそれを見ながらギャップを感じていました。
エージェント側の気持ち
・すぐにでも通訳者が欲しい
・でもすでに活躍している通訳者は常駐の仕事は振り向いてくれないし、、、
・そしたら、まだ「これから」の通訳者さんの方が可能性あるよね!
・良い人がいれば登用しちゃおう!募集だ!
通訳者側の気持ち(想像入ってます)
・すぐにでも通訳者としてデビューしたい
・実務経験を積むのが一番の近道だと思う
・だからまずは通訳業界に入りたい
・でも業界で募集されるのは「経験者」ばかり
・どうしろっての
とまあこんな感じです。
で、私から申し上げられるのは、
とりあえず応募してみたら?
ということです。
エージェントとしては、エンドクライアントの意向もあるし、できれば(ここが問題だと思うんですが)経験者の方が良いので、いちおう「実務経験●年以上」と付けることがあります。
ですが、経験はなくてもスクールに通ったりして実力がある方がいることは知っていますし、可能性を感じれば「●年の経験ないですよね?ダメです」なんて言いません。
(少なくとも私はね)
そのエンドクライアントの条件には合致しないかもしれませんが、他の業務でお願いできるものが出てくないとも限りません。それはお互いに思うところです。
なので、ひとこと、「実務経験の条件は満たしていないのですが、、、」と添えながら、応募してみましょう。
※「ちゃんと条件読んでるのかよ!」と思われないためにもこのひとことは意外と重要ですよ
要は、あなたの実際のスキルがどれくらいのもので、どうアピールできるか、可能性を感じさせるあなたでいるか、がとても大事だと思います。
そして何より、まずはエージェントやコーディネータの縁をつくること、これが大切です。
なかなか新規参入が難しい業界かもしれませんが、あなた次第で道は拓ける、使い古されているかもしれませんが、事実ですよ(^_^)
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