おはようございます!
"月に100万円稼げる通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「ずっと通訳をやっていきたい」「でも通訳の仕事が来ない・・・」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」「長くやっていればそのうち報われるはず」と思っている方を、通訳スクールも通訳エージェントも教えない、メンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして通訳エージェントの本音、通訳コーディネータの本音をベースに、「稼げる通訳者になりたい!」「ずっと通訳者を続けたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「【コーディネータ&通訳者のリスクマネジメント】 台風だの、雪だの、、、」です。
先日、東京でも雪が降りましたね。
この記事を書いている2016年1月22日、この週末も記録的な寒波らしいですが、、、
思い出すのは、コーディネータ時代。
「台風が近づいています」
「明日は雪の予報です」
・・・憂鬱でした(^_^;)
これはきっと通訳者さんとしても同様かと思います。
台風や雪の影響で交通機関がマヒ、混乱することが予想されるからです。
特に台風の接近が予報されている場合、コーディネータは前日にクライアントに確認の電話を入れます。
「あの、、、明日、台風の接近が予報されていますけど、、、会議は予定通り、、、そうですか、開催されますよねぇ~(^_^;)」
まあ、クライアント側も悩ましいところだとは思いますが。
よほどでない限りは思い切って「会議延期!」とはなりません。
それを通訳者さんにもお伝えし、「早めに出てくださいね」というところまでが、コーディネータにできるリスク管理。
(管理といってもたいしたことはできないんですよね)
ただ、「台風が近づいているので会議は延期にします」という判断になった場合もそれはそれで悩ましいことがあります。
それは、キャンセルフィーの扱い。
うん、誰も悪くないというか、どうしようもないというか。
通訳者さんからすれば台風だろうが雪だろうが、キャンセルという判断をするのはクライアント側であるわけで、キャンセルフィーは規定通り、という主張があります。
「ですよね~」と思う一方、クライアント側にも主張はあるわけで。
「不可抗力だし安全面を考慮しての判断なのに、キャンセルフィーが発生するの!?」
うう、、、間に入るコーディネータの苦しさよ・・・。
クライアントの中にはスイッチが入ってしまって「そしたらキャンセルしないで会場まで来てもらうわよ!同じことよね!」なんて言われる方も、、、
う~ん、まあそうなりますか、、、
言いにくいといえば言いにくいですが、いまはコーディネータじゃないので言ってしまいます。
こんな時、キャンセルフィーについて全額とは言いません、すこーしでも、譲歩・妥協の姿勢を見せてあげると、コーディネータの心証はめちゃくちゃ良くなりますよ。
「そんな配慮はなくてあたりまえ」だとコーディネータ側も思っているので、「効果は抜群だ!」というやつです。
あ、それと、台風や雪が予報されている状況では、通訳者さんからも念のための確認をエージェントに入れてもよいと思います。
「ちゃんとリスク管理してる通訳者だな」という印象を与えることができます。
(印象だけじゃなくて、実際そうでしょうけれど!)
私の故郷は富山なのですが、考えてみると、雪国での雪リスクや、沖縄での台風リスク、それぞれリスク管理のスタンスや条件も違うのかな、なんて思いました。
どうなんでしょう?
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