【カセツウ】月に100万円稼げる通訳者になりたい!あなたのための(元)通訳コーディネータの本音ブログ

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【コーディネータのこぼれ話】 内容はわからないけどとりあえず通訳をお願いします。難しい内容じゃないですから。

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おはようございます。
"月に100万円稼げる通訳者"育成コーチの酒井です。

 

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通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「でも通訳の仕事が来ない!」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」という方をメンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
 
このブログではその経験を活かして「稼げる通訳者になりたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
 
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今日のタイトルは「【コーディネータのこぼれ話】 内容はわからないけどとりあえず通訳をお願いします。難しい内容じゃないですから。」です。
 
通訳・翻訳の業界というのは特殊なもので、様々な業種のクライアントからのご依頼をいただきます。
例えば広告業界であれば、最大手の電通博報堂ADKなどと取引をするにもそれなりの実績やコネが求められると思いますが(私見ですけど)、通訳翻訳になると私がいたような中小のエージェントであっても、各業界の大手企業と取引がありました。
企業も様々であれば、実際に通訳を必要とする担当者も様々で、、、
 
P社さんという企業から通訳のお問い合わせをいただきました。
 
担当者「明日の朝からなんですが、通訳さんお願いできますか」
私「(明日の朝かぁ、、、)おっとそうなんですね、探してみるので、内容を伺えますか?」
担「いや、内容はわからないんです」
私「え?」
担「内容はわからないんです」
私「えーと、、、内容がわからない、とは、、、」
担「いや、私も会議担当者から通訳を手配するように言われただけで、中身はわからないんです」
私「そう、なんですか、タイヘンですね(^_^;)」
担「そうなんですよ、だから、とりあえず手配してもらえますか」
私「うーん、お力になりたいとは思うのですが、情報がまったくないお仕事を通訳者さんに依頼するわけには、、、」
担「大丈夫ですよ、難しい中身じゃありませんから
私「(中身わからないって言ったじゃん、さらに大丈夫とか難しいとか決めるのはあなたじゃないよ、、、)おー、そうなんですかー。情報って何時ころ出てきそうなんですか?」
担「会議担当者は出張先から飛行機でこっちに向かってて、もう明日の朝まで連絡取れません」
私「おっとっと、、、なかなかタフな状況ですね」
担「ということで、彼がこちらに着いたときに通訳がいませんじゃあ話にならないんですよ」
私「うーん、そうですねぇ、内容については見当もつかないんですよね?」
担「ですね、わからないです。でも難しい内容じゃないですから」
私「そうですかー、わかりました、ちょっとあたってみますね~」
 
、、、どうでしょうか?
このお話、来たら受けてくれますか?
いや、ここで「受けます!」と答えてくれる方がいらしたらとっても頼もしい話ではありますが(連絡ください!笑)、リスクが高いですよね。
エージェントとしても、こんな話を通訳者さんに照会するわけにはいきません。
実際の業務がどんなものであれ、照会した時点でエージェントとしての信用に瑕がつくかもしれません。
 
こんな時、私はどうしていたかというと、、、
上記のように「わかりましたー」と答え、数撃てばあたるの精神で通訳者さんにメールをバラまいて訊く、、、なんてことはしないで、時間を区切って気心が知れた通訳者さん数人にだけ、「もしかしてもしかして、P社さんのお仕事されたことあるならいかがですか?いや、無理は不要です!本当に」なんてお伺いします。
たいてい見つかりませんから、30分や1時間ほど経ったころ、こんな風にお電話します。
 
「すみません、何人もあたってみたんですが、全員埋まっていて、、、引き続き調整して、できる通訳者さんがいたらすぐご連絡しますが、他の線もあたっていただけますか?すみません」
 
これで終わりです。
こういうクライアントとは信頼関係を築くのはタイヘンですし、普段から一緒に仕事をしている通訳者さんとの関係の方がよほど大切だと思うからです。 
 
この対応がコーディネータとして何点つくのか、わかりませんが、自分ではまあ良いのかなと思っています。
 
クライアントも様々、エージェントも様々、コーディネータも様々、通訳者さんも様々ですが、こんな苦労も感じながら、調整していた日々も少し懐かしいですね(^_^;)
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