おはようございます!
"月に100万円稼げる通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「ずっと通訳をやっていきたい」「でも通訳の仕事が来ない・・・」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」「長くやっていればそのうち報われるはず」と思っている方を、メンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして通訳エージェントの本音、通訳コーディネータの本音をベースに、「稼げる通訳者になりたい!」「ずっと通訳者を続けたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「【情熱とノイズが人を動かす】 長井鞠子さん、とても素敵な方でした(^_^)」です。
昨日、こちらの講演イベントに行っていたのです。
先日発売となった 「情熱とノイズが人を動かす」、すでに手に入れて読み進めていたので、イベントの案内を見たときにすぐに申し込みました。
1時間でしたが、何度も会場に笑い声が起こり、かつ楽しいだけではなく非常に示唆に富んだ講演でした。
- コミュニケーションの法則はみっつ。コンテンツ、スキル、パッション
- 人間に興味を持つことが一番のモチベーションになる、逆にそれなくしては英語ができようともコミュニケーションは成り立たない
- グローバル人材とは?
日本人に足りないアピール力
あらゆるダイバーシティをリスペクトする
異文化に囲まれても恐れない - シンパシー、エンパシー
- 通訳は「格闘技」だ
- などなど、、、
講演後は質疑応答の機会があり、私も質問させていただきました。
お伺いしたのは「これからの通訳者のあり方」
以前記事にも書きましたが、2013年の時点で、通訳は「2020年にはなくなる仕事」に含まれていました(現代ビジネスより)。
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「機械翻訳なども技術が進歩して、ひと昔前に比べて精度も上がっています。グローバル人材かどうかはさておき、英語スピーカーもどんどん増えています。そうした中で、通訳者という存在・役割はこの先も変わらず必要とされるのでしょうか?」
この質問に対し、長井さんの答えは、、、
「ずっと続く仕事というものがそもそもほとんどない。機械の進歩が著しいのは事実としても、まだ10年くらいは今の形で通訳者は必要とされると思う。ただし、"とにかく正しく言葉を置き換える"だけではなく、"存在"そのものが認められる、求められる通訳者であるべき。ツールを使って訳された音声を聞くのではなく、"長井さんの声で聞きたい"と言ってもらえるところに意味があるのでは」
(メモが追いつかず私のフィルタを通して少し印象が変わっている可能性がある旨、ご留意ご容赦ください)
このお答えだけではなく、本当に共感できるお話が多く、いっぺんに大ファンになってしまいました。本当に素敵な方でした。
ロールモデルとしたい方がひとり増え、非常に嬉しく楽しい講演会でした。
(講演前のサイン会で一緒に撮っていただきました!(^_^))