通訳者になるために有利な資格は?
おはようございます。
"稼げる通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「でも通訳の仕事が来ない!」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」という方をメンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして「稼げる通訳者になりたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
********************************
今日のタイトルは「通訳者になるために有利な資格は?」です。
たまに訊かれます。
TOEIC スコアは何点以上あれば、、、
TOEFL は、、、
英検は、、、
その他どんなのがあるんだろうとふと思って調べたらこんなまとめがありました。
結構あるんですね。
(知りませんでした)
で、記事の最初のほうに
人事担当者が知らない資格は要注意
なんてことも書いてありますし、自分の不勉強をさらすようですが、、、
通訳関連の項にまとめられている、以下の2点。
・通訳案内士
・ビジネス通訳検定(TOBIS)
ま、どちらも興味ないかなぁ、、、
この中で興味を持つすれば、工業、会計、あたりの資格ですかね。
これってどういうことか、おわかりでしょうか?
そう、コーディネータが通訳者を選ぶときに基準にしているのは英語力ではない、ということです。
誤解なきよう、英語力がいらない、なんてことはありません。
英語力はあって当たり前 だからです。
ましてや、この手の資格で通訳スキルを図れるとは、少なくとも私は全く思っていませんでした。
TOEIC スコア990 は、個人的には、すごいなぁと感心してしまいますが、コーディネータとして「TOEIC 990だから大丈夫だよね!」なんて発想は全くありませんでした。
時として、「書くことないからTOEIC書いてるのかな」と思うようなことも。
(書かないほうが良い、ってことじゃないですよ!書いてくださいね!そう思われるのはまた別のところに問題があるんです!)
では、どこを重視するかというと、、、
その通訳者の ある業界の専門性、習熟度 です。
医療、自動車、IT、金融、製造、、、
いろんな分野がありますが、その分野にいかに精通しているかを示す根拠を探していました。
ですから通訳者を目指しているあなたは、英語の勉強や資格よりも、ある業界の資格を日本語でも良いので勉強されたほうが良いかも、です。
業界や分野の絞り方については、また別の機会に。
ブログの内容や元コーディネータに訊いてみたいこと、
サポートに関するお問い合わせは こちら からお送りください