通訳の仕事が来ない! → スキルアップしよう! なんて思ってないですよね!?の続き
おはようございます。
"仕事が切れない通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、一生コーチングをしていきたいと思い、コーチとして独立して「売れっ子通訳者になりたい!」「でも通訳の仕事が来ない!」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」という方をメンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして「仕事が途切れない通訳者」を生み出すヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「通訳の仕事が来ない! → スキルアップしよう! なんて思ってないですよね!?の続き」です。
昨日の記事は こちら
仕事が来ないってことでスキルが足りないと思ってしまい、『更なるスキルアップ』を図ろうとする思考の罠について書きました。
そして、私の場合、課題はスキルの問題ではなかったということも。
では、何が問題だったのか?私の場合は、、、
必要だったのは、マーケティングとセールスでした。
コーチングのスキルとしては、スクールでしっかりと学んでいたし、無償もしくは低額とはいえ、セッションを受けてくれる方を見つけて100人以上、実施していました。
いまから振り返っても、コーチとしてのスキルにそんなに不足があったかというと、そうは思えません(と、クライアントの感想からも信じているのですが、、、(^_^;))
なのに仕事が来なかったのは、自分自身という商品を、適切なマーケットに適切なアプローチで売り込んでいなかったからでした。
これは専門職であればあるほど、陥りがちな罠かなと思います。
言ってみればこんなことです。
あなたはある宝石を売りたいと思っています。
そして、とても価値のある高価な宝石を手に入れました。
毎日毎日、その宝石を磨き続けて、輝きはどんどん増していきます。
誰がどう見ても、きっと素晴らしいと思ってくれるに違いありません。
しかし、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても、3ヶ月経っても、宝石は売れない。
あなたは「宝石の輝きが足りないのかな?」と思ってますます熱心に磨くようになります。
しかし、4ヶ月経っても、5ヶ月経っても、半年経っても、宝石は売れません。
そりゃあそうです、その宝石は誰にも見えないような倉庫の奥に置いてあったんですから。
どうでしょうか、あなたの通訳スキルも、この宝石みたいになっていませんか?
宝石を売りたいのであれば、その価値がしっかりと伝わるように、誰に、どんな風に見せるか、伝えるかを考えないといけません。
あなたの通訳分野がマーケティングとは関係のない分野であったとしても、マーケティングそのものはあなたにとって必要です。
どのエージェントに、どんな風にあなたの価値を伝えると効果的か、ぜひ、考えてみてくださいね。
ちなみに私は、起業の師匠からダイレクト・レスポンス・マーケティングを強烈に勧められていろいろと勉強させてもらっています。
ダイレクト出版でいろいろと買えますので、ご参考まで。
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