通訳業は接客業です
おはようございます。
"仕事が切れない通訳者"育成コーチの酒井です。
通訳翻訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、一生コーチングをしていきたいと思い、コーチとして独立し、「売れっ子通訳者になりたい!」という方をメンタルとプロモーションの両面からサポートしています。(通訳スキルのサポートは本人や通訳学校にお任せしています)
このブログではその経験を活かして「仕事が途切れない通訳者」を生み出すヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「通訳業は接客業です」。
意外と?誤解というか、勘違いされている方が多い気がします。
「私の仕事は通訳することなんだから、それ以上は求めないで!」
「人間関係に気を遣うのが苦手だからスキルで食べれる通訳者を選んだのに、違うの?」
一部正解ですが、一部間違っています。
特にあなたが、コーディネータやクライアントが「どうしてもあなたにお願いしたい」と思ってくれるスキルや実績をまだ持っていない場合は、こんなことは考えないほうが無難です。
通訳者が提供すべきは通訳のスキルですが、相手にするのは、人です。
それも、現場のクライアントだけではありません。
コーディネータや、ペアの場合はパートナーの通訳者も含まれます。
そういう意味で、どこまでいっても接客業に変わりありません。
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A. スキルが高く完璧にスラスラと通訳をしてくれるのはわかっているけど、電話やメールの対応が遅い、とげとげしい通訳者
B. スキルで言えばトップクラスではないが、コーディネータからの連絡への反応が良く、ちょっとした気遣いも見え隠れする通訳者
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もちろん業務内容や難易度にもよりますが、Aさんなら「Reliable」、Bさんなら「Acceptalbe」だと判断すれば、私ならBさんに先に照会します。
お仕事を依頼して「いつもありがとうございます!」と言ってもらったほうが気持ちが良いですから。
もう一度言います。
通訳業は、接客業ですよ。
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