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当カセツウ・ブログはリンクフリー、転載自由です。
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おはようございます!
”稼げる通訳者育成”コーチ、酒井です。
通訳エージェントのコーディネータとして10年勤めた後、コーチとして独立して「通訳者になりたい!」「それも稼げる通訳者に!」「ずっと通訳をやっていきたい」「でも通訳の仕事が来ない・・・」「スキルはあると思うのに何が足りないの?」「長くやっていればそのうち報われるはず」と思っている方を、通訳スクールも通訳エージェントも教えない、メンタルとマーケティングの観点からサポートしています。
このブログではその経験を活かして通訳エージェントの本音、通訳コーディネータの本音をベースに、「稼げる通訳者になりたい!」「ずっと通訳者を続けたい!」あなたの役に立つヒントをお届けしています。
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今日のタイトルは「【通訳者だって呼ばれたもの勝ち】 ちくわ笛に学ぶマーケティング【通訳者だって呼ばれたもの勝ち】 ちくわ笛の第一人者・住宅正人さんに学ぶマーケティング」です。
ちくわ笛、そしてその第一人者とされる住宅(すみたく)さんってご存知ですか?
あの食べるちくわです。画像も載せてますけれど。このちくわを笛のように演奏するのがちくわ笛、そしてその奏者が住宅さん。
動画があったのであげておきますね。
これはこれで楽しいんですが、単にこれを伝えたいわけではなく笑。
先日テレビに住宅さんが出られていたのを見ました。その時に、「ちくわ笛のきっかけはなんだったのか」というお話をされてました。
住宅さんはもともと尺八奏者なのですが、ある時に宴会で出ていたちくわをかじって吹いてみたら音が出た、と。とてもウケたので、後日民謡の番組に呼ばれた際に、遊びでちくわ笛をやってみたそうです。
すると、、、
「そっちでばっかり呼ばれるようになった」んだそうです。
尺八奏者としてではなく、ちくわ笛奏者として。
さて、これをどう取るか。
「そんなことで呼ばれたいわけじゃない!私は尺八奏者なんです!」
と思うこともできますし、
「こんなことからいろんなところに呼ばれるとは。ありがたい」
と思うこともできます。
住宅さんはきっと後者ですね。
楽しそうにしておられました。
このことから私が感じたのは、2点あります。
1. きっかけは何でも、呼ばれたもの、覚えてもらったもの勝ちだということ
住宅さんも、もしかしたら本当は「尺八奏者」として認められたいのかもしれない。
(とはいえ、Wikipedia を見ると他にもいろんなことをされているのでそうでもないかもしれませんが。めちゃくちゃ多才な方ですね、、、)
でも、ちくわ笛で覚えられて、いろんなところに呼ばれるようになり、「第一人者」となっています。そもそもちくわ笛に第二人者がいるかもわかりませんけど (^_^;)
そして、そうなってしまえば「尺八」のことを伝えるのもたやすくなっているはずです。
数いる尺八奏者と同じ地点から尺八奏者としての出世(?)を目指そうと思うと大変です。一方、「ちくわ笛奏者」として注目を集めるのは本人が意図する必要すらなかったでしょう。この違い、わかりますか?
尺八奏者が尺八吹くのは当たり前、でもちくわ笛を吹くのは当たり前じゃないんです。
ここで、「尺八」を「通訳」に置き換えてみてください。
通訳者が通訳するのは当たり前、でも、、、?
並み居る通訳者の中で目立とうと思うと大変ですが、あなたにとっての「ちくわ笛」を見つけて、そこから覚えてもらうアプローチはできないでしょうか?
あなたにとっての「ちくわ笛」をぜひ探してみてください。
2. クライアントは「おもしろそう」と思ったことに反応する
もうひとつは、人間の性というと大げさですが、クライアントの目を惹きつけるポイントについて。
テレビ関係者が住宅さんに興味を持ったのは、シンプルに「おもしろい」と思ったからです。どんなに「その人しかいない、できない」技術を持っていたとしても、いかにその技術に価値があったとしても、最初に「おもしろい、おもしろそう」と思ってもらえなければ、その価値も伝わらず、呼ばれることもなかったはずです。
「なんだかよくわからないけど、なんだかおもしろそう」と思ってもらうことが大事です。
この辺は小阪裕司先生の『ワクワク系マーケティング』のエッセンスになりますが、「顧客も自分も全員がワクワクする仕事をすれば、利益は増える」ということです。
逆に言えば、「ワクワクさせないと見てもらえない、買ってもらえない」のです。
通訳者の場合は、コーディネータやエンドクライアントが対象になると思いますが、いかにあなたに興味を持ってもらうか。ここが大切です。
ちなみに、、、
「そんなこと言われても、おもしろいことなんてできない」と思い込んでいるあなた、安心してください。おもしろい=ユーモラスということではありません。必ず何かあります。
それに、きっと心のどこかで自分自身でその選択肢を「評価」して、その選択肢を捨てているはずです(この「評価してしまっている」についてはまた後日)。
本当に、何がきっかけになるかって、わからないものですよね。
目を光らせておいてくださいね(^_^)
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